産地レポート

2020年12月24日産地レポート(厦門)

産地レポート2020年 厦門晋江地区 大根産地

厦門地区の産地での大根収穫が始まりました。
秋の唐山産地で外気温が低かったことから、厦門地方での播種を早めたり、
栽培面積を増やすなどの対策を取ってきましたが今年の厦門地方での天候被害は大きく、
計画通りに大根が収穫出来ない日々が続いています。
 
弊社原料の大産地である晋江地区では日照不足、強風、乾燥の影響で新芽が吹き飛ばされてしまったり、
葉がねじれて千切れたり、枯れてしまう被害が出ています。
また、日照不足で地温が上がらずに生長が止まっていることも大きな被害の原因の1つです。
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気温グラフ
本来温暖な厦門地方ですが、今年は気温が低い日が続いており大根の生長が非常に遅くなっています。
大根の肥大期(11月末頃)から低気温が続いているため大根が長く育たず、
長さが短くなっていることも今年の原料の特徴です。
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今年の天候不順は1月も継続する予報になっており、不安定な産地状況が続きますが、
一つ一つの畑の状況を見極めつつ1日も早く良い大根を収穫できるように農家の皆さんが努力してくれています。

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