産地レポート

2007年05月28日産地レポート(上海)

現地レポート2007年 崇明島キュウリ

現在すでに5月も終わりに差し掛かり、崇明島で栽培されている小麦も黄金色に代わりもうすぐ収穫時期を迎えようとしています。
3月下旬に播種、4月下旬に定植を行ったキュウリも収穫が始まりました。今回は、収穫が開始されたキュウリ圃場の状況を栽培管理者の一人「粥伝忠」さんの畑からお伝えさせていただきます。

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左写真は、キュウリの栽培を行っていただいている「粥伝忠」さんです。「粥伝忠」さんの管理する圃場では、3月25日に播種、4月20日に定植作業を行いました。現在、樹のバランスも良く順調に生育していますが、最近の崇明島では、一ヶ月以上まとまった雨が降っていないことから土壌が乾燥気味になっていました。

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現在着果しているものは姿形も良く、品質が良いものが多く収穫されております。今は収穫が開始されたばかりのため1日の収穫量が60kg/畝程ですが、収穫のピークの時期には、100kg/畝の収量になります。

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崇明島の土壌は、水分持ちが良い粘土質の土壌ですが先月4月28日に雨が降って以来まとまった雨が降っていないことから、土壌が乾燥気味になっていました。
そのため、土壌水分不足時には左写真の様な発生しやすい色の薄い葉も見られやすくなります。現在の天気予報では、近日中に雨が降る見込みがないことから潅水を行っていただくようにお願いいたしました。

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