• HOME >
  • 産地レポート >
  • 現地レポート2007年  河北省唐山市大新庄地区 露地青首大根

産地レポート

2007年06月12日産地レポート(天津)

現地レポート2007年  河北省唐山市大新庄地区 露地青首大根

唐山地区での露地大根は、4月4日から播種を開始し、6月6日から収穫開始になりました。現在収穫のピークに入っており、工場には圃場で収穫された多くの大根が毎日入荷されています。
今回は、現在収穫が行われている圃場の様子をお伝えさせていただきます。

th_P6120025.jpg
唐山市大新庄地区で栽培を行っている青首大根は、6日から収穫が始まり10日までに約15万本の収穫が行われました。ここでの収穫は、短期間内に終了し、その後は高冷地の豊寧へと産地を移行していきます。この大新庄地区での収穫は、今月25日頃まで行う予定です。

th_P6120042.jpg
下写真は、「王成武」老板の圃場で収穫された大根です。この圃場で収穫されている大根は、写真の様に、形も良く品質の良いものが多く収穫されています。
栽培後期に入り気温が上昇するに従って、「キスジノミハムシ」の活動が活発になり被害を受けやすくなりますが、適正な時期と方法に従って防除を行うことにより、正しく抑えることができます。

th_P6120026.jpg
この大新庄地区で最も遅く4月18日に播種を行った圃場でも現在収穫間際になっており、これらはあと5日程で収穫開始になります。播種から収穫までに要する日数は、前半のものが約65日、後半になるに従い生育日数が短くなり60日程で収穫を行えるようになります。

th_P6120040.jpg
今後6月下旬から産地が切り替わり、現在収穫を行っている大新庄地区から、高冷地の豊寧へと移っていきます。次回の現地レポートでは、収穫直前の豊寧地区の圃場状況をお伝えさせていただきます。

産地レポート

月別アーカイブ