産地レポート

2007年07月02日産地レポート(その他)

現地レポート2007年 張家口市登油坊地区白菜

張家口登油坊地区に位置する弊社の白菜基地では、7月2日現在までに125畝の定植が完了いたしました。
弊社基地の位置する登油坊地区では、依然として雨が少ない状況ですが、圃場脇に複数設置した井戸水を利用することにより大きな問題になっておりません。

th_P7010048.jpg
現在弊社の基地で最も早く栽培を開始した4月22日播種、5月22日定植のものは、現在すでに結球が始まってきています。
当初は、今期の様な高温乾燥の気候が続いていることから、このような条件下で発生しやすい「キスジノミハムシ」による被害が心配されましたが、現在までの防除で抑えられています。

th_P7010047.jpg
今回の訪問時には、圃場一部分に左写真のような結球部分の葉が萎縮しているものが見られました。これは、施肥量が多い場合に発生しやすい現象です。追肥を行う際は十分な注意が必要で、結球開始時期に追肥を行うと、結球不良になってしまいます。

そのため、しっかり結球させ収量を上げることから、結球開始時期に入ってからは追肥を行わないよう管理者の徐さんと確認を行いました。

th_P7010068.jpg
以後も定植作業を続け今期の計画通り7月5日までに157畝の定植が完了する予定です。現在も高温乾燥下の気候が続いていることから、特に「キスジノミハムシ」の防除をしっかり行うようにします。

産地レポート

月別アーカイブ