産地レポート

2011年06月23日産地レポート(上海)

現地レポート2011年 上海三商胡瓜基地

崇明島は5月までの干燥の天気から、6月に入って梅雨入りし、気温が低い日が続いている。収穫開始前は干燥の天気だったが、6月4日以降は雨の多い天候で17日に巡回した時も、水田の脇の畦が低い所ではすでに湿害が発生していたが、他はまだ湿害は見られなかった。

167-01.jpg167-02.jpg167-03.jpg

この大雨時には満潮と重なり、崇明島内の水路の水位が上がり、胡瓜圃場の排水溝の水が抜けなくなってしまった。この水位が異常に高くなった状態は3‐4時間程度で、水門が開いて水位が下がった。一時胡瓜圃場内の排水路に水が溜まったことから、根傷みがどの程度発生して胡瓜の枯死がどの程度発生するのかを心配していたが、枯死している所はごくわずかで一般的には問題なかった。葉欠きが必要なところが多く出てきていたが、毎日の雨で葉欠き作業ができず楊面積指数が上がり過ぎているところが多く発生していた。生長点は切らずにそのまま残して葉欠き作業を進めてもらい、コサイドを中心に防除を実施してベト病と斑点細菌病の防除を確り防除してもらうようにお願いした。

産地レポート

月別アーカイブ